豊田哲志さん(75期)より、二宮玲子さん(75期)の演奏会に行ってきました
豊田哲志さん(75期)より、二宮玲子さん(75期)の演奏会に行かれた感想をお寄せいただきましたので紹介いたします。
作家の林望先生の詩に75期の二宮玲子さん他がつけた作品をバリトンの倉藤理大さんが土方協子さんのピアノで歌い上げるという演奏会に出かけました。
会場は雑司ヶ谷音楽堂。こじんまりして天井も高く 素晴らしい音響。池袋に近い雑司ヶ谷は 都会とは思えない静かな住宅街。その一角に音楽堂はあります。こういった音楽会は
演奏が始まるまでの空気感が楽しい。 林望先生がかつて書かれた詩は音楽用のものばかりではないのですが、音楽に合わせると詩の情景がさらに思い浮かびます。また、詩の作られた時代、背景など丁寧な林望先生の説明もあり、これほど詩を熱心に聞いた演奏会は初めてです。ユーモアあふれるエッセイもあり、それらに曲をつけるのは大変だと思います。今回は詩がメインで曲は脇役のように感じましたが、はっとするピアノが奏でるメロディーもありました。
私は音楽の全くの素人ではありますが、自分の中ではまた新しい音楽ジャンルに出会った感がありました。素人ならではの発見だったのかもしれません。
演奏後の雑司ヶ谷の街はすっかり秋の風で心地よかったと感じたのも素敵な演奏会のあとだからでしょうか。
※原文のまま掲載しました。
二宮玲子さん(75期)演奏会のお知らせ はこちらです。
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