音楽劇「平沼高校と七つの扉」公演を終えて寄せられた感想

125周年記念事業のファイナルイベントとして上演された音楽劇「平沼高校と七つの扉」。

出演者やスタッフ、観覧された皆様から寄せられた感想をご紹介します。

皆様からのご感想もぜひお寄せください。順次ご紹介させていただきます。

皆さま

脚本と作詞を担当いたしました保科由里子です。 ご挨拶が遅くなりました。

この度は、 田尾下さんのお声掛けで 大変素敵なプロジェクトに参加させていただき、 誠にありがとうございました。

平沼高校の歴史を学ぶことで、 横浜や日本の歴史にも触れることができ、 大変勉強になりました。

初めて平沼高校の真澄会室でお会いしたのは 去年の初め頃か春頃だったでしょうか。

初めての打ち合わせからその後の脚本打ち合わせなどを通して、 皆さんが通った学校への熱い想いと 現役生や未来の学生の皆さんに繋げたい想いとを ヒシヒシと、バリバリと、ザブザブと感じておりました。

個人的なことですが、 私はある一貫校に14年間通っていました。 でも、私には皆さんのような強い想いはないなぁ、 私だったら母校のためにこんなに頑張れないなぁ、と感じていました。

だから余計に、 どの世代の卒業生の方がご観劇になっても、 平沼高校を知らない方がご覧になっても、 皆さんの想いを可能な限り取りこぼすことのないように、 学校自体と学生生活に最大限の敬意を払って 脚本を書きたい、書かなければと考えました。

「平沼高校」を基に 皆さんの縦と横へ、過去から未来へと拡がり繋がる想い (または愛情、友情、自分の支え、などに変換できるかもしれません)を 私の全力でなんとか脚本に反映したいと考えていました。 それがどのくらい実現できたかは分かりませんが、 少しでも皆さまの想いに近づけていたら大変嬉しく思います。

田尾下さんの演出、いきいきとした幸子を作り上げてくださった小鼓音さんと、 とってもチャーミングな美咲を作り上げてくださった神田さんをはじめとした 素晴らしいご出演の皆々さまとアンサンブルの皆々さま、 カッコいいオーケストラの皆々さま、 素敵な舞台にまとめてくださった舞台監督の並木さんとクリエイティヴスタッフの皆々さま、 新鮮な魅力を込められた音楽の森さん、 そして美しい音楽と共にいつも親切に導いてくださった二宮さん、 ご一緒させていただきましたすべての皆さまに 心の底から感謝を申し上げます。

また、制作運営の皆々さま、まだお仕事は残っていらっしゃるかと思いますが、 大変にお疲れ様でした。

最後に、 一番最初に平沼高校の真澄会室でお会いした時から、 脚本・作詞作業を通してお世話になりっぱなしの 加藤さん、二宮さん、小鼓音さんには 心より感謝と敬意を表します。

いつどんな時も、丁寧に接してくださり、 創作作業を尊重してくださったことで 安心して健全に、そして心地良く作業に集中できました。 ありがとうございました。

これからも皆様と平沼高校のますますのご発展とご多幸をお祈りいたします。

保科由里子〈脚本、作詞〉

皆様

舞台当日は改めてありがとうございました。

大変貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

拙い部分も多かったかと思いますが、本当にお世話になりました。勉強になることが大変多く、充実した日々でした。

皆様おひとりおひとりの熱く前向きなエネルギーに多くの刺激と元気をいただき、全員で作り上げていく舞台が改めて好きだなと思えました。

そして、プロの方たちのお姿をとても近くで学ぶことができ、アイザック一同本当に沢山のことを学ばせていただきました。この経験を活かし、それぞれ今後にも活かしていきます…!!

終わった後にみんなで、平沼高校卒業したかったな〜とか、青春取り戻したね!!という会話が飛び交っておりました(笑)🧡 歴史ある愛校心溢れたこの素敵なイベントに携わることができ、誰ひとり欠けることなく無事に終われたこと、よかったです㊗️🎆 ありがとうございました。

岩瀬美智子さん(アイザック・E)〈出演、制作補佐〉

校歌史タイムトリップ音楽劇『平沼高校と七つの扉』 300名を超える方々にご来場頂き、 終演することが出来ました。 ありがとうございました!

とにかく温かい現場で、感動の連続でした。

終わって数日間、なんだかからっぽになったような、 ふわふわと宙に浮いているような感覚でした。

平沼高校の大先輩である岸恵子さんの自伝 『卵を割らなければ、オムレツは食べられない』より、 横浜大空襲で防空壕から一人抜け出して生き抜いた、 という話から着想を得て原案を作ったもの。

構想から3年。 私は全てが整ったところでお声掛けを頂きましたが、 実現までご尽力されたOBスタッフの皆様の熱意の結集。 皆様の熱意が、プロの脚本家、演出家、舞台監督、 その他大勢の人々を突き動かしたのだと思います。

物語は、違う時代を生きる2人の女子高生を軸に、 平沼高校ならではの懐かしのシーンを織り交ぜつつ、 進んでいきます。

私自身は 「横浜大空襲のシーンを エレクトリックドラムとのコラボで、 フラメンコで表現してください」 というお題を頂き。

フラメンコのリズム(12拍子)で作ってくださった ドラム音の緩急と展開に合わせて 振付・踊り込みをする時間はひたすら楽しかった。

パリージョ(カスタネット)を持ちながら、 マントン(大判のショール)を振り回す、だったり、 床に勢いよく倒れ込む振付、というのは 初めての経験で面白い練習でした。

本番2日前の、私が参加しなかった稽古動画を見て、 私も舞台で校歌を歌うのね、ということを知り、 本番前日に慌てて校歌の練習したのも良い思い出。

また、お芝居の現場を垣間見させて頂くことも出来て、 心から感服しました。

私のフラメンコシーンの後は、 タイムトリップで偶然出会った現代の女子高生と、 横浜大空襲の時代を生きる女子高生が、 それぞれ自分の時代で生きることを選択する 別れのシーン。

そこに素晴らしい歌声……稽古を見る度に涙がっ。。。

見に来てくれた平沼出身ではない友人からも めっちゃ楽しんだという嬉しい感想を頂きました。

改めて、今回参加出来たこのご縁に 感謝の気持ちでいっぱいです。

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この後には、共演者やスタッフの皆さんへの感謝の言葉も綴られています。 ぜひタマラさんのブログもあわせてご覧ください。

▶タマラ(黒木珠美)さん(84期)のブログはこちら

https://ameblo.jp/96tamami/entry-12960331272.html

タマラさん(84期)〈フラメンコダンサー〉

音楽劇「平沼高校と七つの扉」を母といっしょに観劇させていただきました。

卒業生にはプロの音楽家の方々も多く出演されて、本格的な演技・歌唱に引き込まれ、感涙しきり心を打たれました。

音楽劇の構想から楽曲提供、演出、演奏、演技、歌唱の実現まで、さすが平沼の多彩な卒業生が集結するとこんなに素晴らしいものが出来ることに誇りを感じました。

次回130周年記念として第九演奏会が出来ると良いなぁと個人的に思っております。その際は、演奏または合唱で是非参加してみたいです。

追記 母より

岸恵子さんの執筆された本の横浜大空襲の場面と赤いフラメンコ舞踏のシーンにも心を奪われました。 ほんとうに素晴らしいものを観ることが出来てよかったです。

(母も誘って良かったです😊)

ちなみに…(余談) 姉(翠嵐)と私は最後の平翠戦世代でしたので、遠方にいる姉も誘いたかったです。

N.Kさん(80期・オーケストラ部)〈観客より〉

この度はとてもとてもステキなミュージカル、ありがとうございました。

懐かしさと皆様の素晴らしさとで、感動に浸ったひとときでした。そして母校の誇りを実感しました。 皆様のご尽力の賜物ですね。

このような機会に恵まれましたこと、心から感謝しています。

季節の変わり目でもあります。どうぞご自愛ください。

K.Sさん(74期)〈観客より〉

オーケストラチームに参加させていただいた、121期の門奈です。

吹奏楽部の後援会経由でお話をいただき、最初は驚きと不安でいっぱいでしたが、
長い歴史を持つ平沼高校だからこその、様々な先輩方のご活躍を間近で感じることができ非常に良い経験となりました✨

卒業してから2年しか経っておらず卒業生としてはまだまだひよっこですが、チームに入れていただけて嬉しかったです。
素敵な企画に参加する機会をいただき、本当にありがとうございました!

門奈 里咲(121期)〈オーケストラ〉

長いけど感想を書かせて。見に来れなかった人にも感動を伝えたいし。

実は今日は最後まで行くか行くまいか迷っていた。街は私の天敵、凶悪なスギ花粉に蹂躙されている。

それでも行く気が勝ったのは、最近柄にもなく昔を懐かしむ事の心地良さを感じているからか。

学生の頃のようにトレンチコートを着て通学路を歩き、開演少し前に公会堂に入ると席はほとんど埋まっていた。 ステージが始まると現代の女子高生がいかにもな女子高生風に現れ、やがてファウストを踊る古風な髪型の女学生達に出会う。 そして場面は変わり、セーラー服にモンペを履いた吉岡さん演じる美しい女子学生が登場し、二人は意気投合する。

今も昔も女子高生ってワチャワチャして楽しそうだ、という事に気づいたよ、おじさんは。

二人は不思議な扉で時空を巡り、昔の女子高生は自由で明るい未来を、そして今の女子高生は妙な熱気があった昭和の過去をそれぞれ目一杯楽しむ。そして物語は大円団とも言える横浜空襲の場面へ。

真っ赤なドレスに身を包んだフラメンコダンサーが妖しく火炎の様を表し、エレクトリックドラムが何もかもを破壊するような衝撃音を奏でる。 暗く凄惨な戦争の中の人生を歌う吉岡さんの歌声は、今もどこかで続いている戦争がある世界で心に響く。そして最後は希望を歌い上げて終わる。

このシーンの最後、扉に隔てられる二人の女主人公の姿に、昨日見に行ったミュージカル映画「ウィキッド」の同じようなシーンを思い出していた。 CGを大量に使った予算何億ドルのハリウッド映画より、このステージの方が感動的だったのは、舞台がオズの国ではなく、我らが母校だったからか。

そして2026年3月15日に戻ってきた女子高生は青空の下で人生の喜びを歌い、最後は校歌で終わる。

「み国の花に咲き出でむ」。 このフレーズは次の世代に続ける素晴らしい言葉だと気づいたのは最近の事だ。

ステージが終わり、後悔した。やっぱり花粉にやられた。流れる涙はきっと花粉のせいだ。

一つだけ引っかかった事がある。

平沼の七つの秘密の一つ、隠された落書きがピアノに書いてあると幸子が伝えたが、これは私が考えているものなのだろうか。 何が書かれているか気になる。 それともこれは脚本家が観客の胸に蒔いた何かの種なのだろうか。


福田 厚司さん(79期)〈観客より〉

みなさま

この度は周年ファイナルイベントに参加させていただき、本当にありがとうございました。

今回は、私が本格的に参加するリハーサルの前から、みなさまが積み上げてこられたものがあったからこそ、今日の本番があったのだと感じました。

平沼の卒業生も、そうでない方も、歴史ある学校の厳しい時代も幸せな時代も、そして不思議な秘密も、一緒に旅をできる素敵な作品でした。

お互いへの敬意と愛があってこその、熱い本番に魅入ってしまいました。

周年とは積み重ねだと思います。今回の公演もまた未来へ引き継がれ、平高の歴史はもちろん、みなさま一人ひとりの人生にも、積み上がっていくのだと思います。

そんな素敵な公演に参加させていただき、本当にありがとうございました。

田尾下 哲〈演出家〉

皆さま、本日は、いえ本日まで本当にありがとうございました。

同期が思った以上にたくさん来てくれていました。そして主役のお二人をはじめ、プロの方々は当たり前ながら本当に素敵で、感動したとのことでした。OB・OGの出演者もみんな生き生きとキラキラしていた、観に来てよかった、と異口同音に話してくれました。

本当に、素敵な舞台を経験させていただき、ありがとうございました。

ここでのつながりを、今後も大切にしていきたいと思っております。

元々早口の私。舞台袖では「ゆっくり、ゆっくり…」と言い聞かせておりましたが、いざ舞台に出ましたら……。申し訳ありませんでした。 それでも、私自身はとても楽しませていただきました。

改めまして、ありがとうございました。

三科 優子(78期)〈出演〉

ヴァイオリンの清水淑子です。

皆様の熱い熱い舞台作りの、最後の仕上げの段階からの参加でしたが、オーケストラピット側も本番が最高の出来となりましたようで、本当に感動し、涙をこらえながら演奏しておりました。

本当は、すべての歌をオーケストラで一緒に演奏したかったくらいです。ぜひ今後、演奏会形式でのコンサートも企画してください。

声を掛けてくれた二宮さん、オーケストラの先輩方、真澄会の皆様、スタッフ、オールキャストの皆様、本当にありがとうございました。

清水 淑子(75期)〈オーケストラ〉

お疲れ様でした。 そして、ありがとうございました。

こんなにも感動するものだと思っていなかったので、参加できて本当に良かったです。

最後の校歌では、思わず涙が溢れそうになりました。

同期が何人か観に来てくれていたのですが、「5年後か、25年後かは分からないけれど、もし次があればぜひ参加したい」と言ってくれました。

お誘いいただき、本当に感謝しております。

また機会がありましたら、ぜひお声がけいただけたら嬉しいです。

藤間里佳さん(119期)〈オーケストラ〉

皆様、この度は舞台に関わったすべてのメンバーが、田尾下さんの演出の下、一丸となって力を出し切り、素晴らしい公演を終えることができました。 感謝感激で一杯です。

昨日はヘロヘロでしたが、昨年末から不義理にしていた案件があり、午後から終日出かけておりました。途中、移動の電車で皆様の嬉しいお言葉を読みながら、幸福を噛み締めておりました。

実は皆様への感謝の言葉を返すエネルギーが残っておらず、もう一晩寝て、ようやくラインに向かっております。 本当に有難うございました。

3年前に遠藤先輩のお引き合わせで、後輩の小鼓音さん、加藤さん、須藤さんと知り合いました。

125周年に向かい、まず小鼓音さんと加藤さんが、79期の音楽系同期会を兼ねたリユニオンコンサートをプロデュース。そのためにコーラスと器楽で同時に演奏可能な校歌のフレックス版を作成しました。 その時、器楽には村上さんと万行さんとピアニストの伊藤さんが参加されたので、一昨日最後に演奏したフルート&クラリネットの前奏のカデンツも作りました。

その後、途中で企画は立ち消えになりそうなこともありましたが、75期の理事の支えもあって、昨年加藤さんが実現のお話にこぎつけて下さいました。

皆様の大切な真澄会費を使わせて頂くので、後世に残る作品にしたい。演出は尊敬申し上げる田尾下哲さんにお願い出来ればと思いました。

ラインで原案のお話をしてみた所、「わくわくします」と仰って下さいました。

田尾下哲さんは偉大なるミヒャエル・ハンペ先生のお弟子さんです。

私は神奈川県民ホールで、(芸大で管弦楽法を教えて頂いた)黛敏朗先生作曲のオペラ「金閣寺」の田尾下さんの圧倒的な演出を観て、大変感動しました。

その事をFacebookにアップしましたら、なんと共通の友人の映画監督、上野山雅也さんが田尾下さんを紹介して下さいました。

田尾下さんの愛知トリエンナーレでの「マダム・バタフライ」の演出の至福の美しさ。その他にも、新橋演舞場での忍者歌舞伎、ダンガンロンパ、先日のオペラ「平家物語」等、数々の一流の作品を手がけられています。

その田尾下さんに、平沼高校を題材にした朗読劇に興味を示して頂き、勇気100倍でした。

若い世代とは断絶が酷いので、最先端のミュージシャンだと尊敬申し上げるエレクトリックドラムの森崇さんに、横浜大空襲を表現して頂ける事になり(既に後輩のタマラさんとのフラメンコのコラボを考えていました)、台本はgirlyな話なので、田尾下さんから、これまた若く才能溢れる保科さんを紹介して頂きました。

そして125周年のプレイベントでは、 春には須藤さんのエール、現役生とのファウストの交流(なんと50年ぶりにファウストを踊りました)。

夏には、再び小鼓音さんと加藤さんのプロデュースで、コールユーブンゲン隊の結成、幸田延についての講演、中務さんによるバイオリンソナタの実演、小鼓音さんの感動的な「カタリ・カタリ」の歌唱。 ついに現役生オーケストラによるリユニオン版校歌の演奏など、段々にファイナルイベントへ向かっての積み重ねが出来上がりました。 途中、国際会議場での125周年記念行事で中断しましたが、年末には脚本の詰めも終わりました。

一月からの作曲。歌手には一日でも早く譜面を渡したいと思いました。

しかしながら大学教員は一月が年末なので試験や成績もつけなくてはならず、スタートの正月休みを過ぎると中々厳しいスケジュールが続きました。 (普通は半年から一年は作曲に時間をかけます。その後にオーケストレーションに半年間) ようやく二月半ば過ぎて五曲完成。

それにも関わらず、主演のお二人は、本番ではなんと暗譜で演技もつけて下さり、感動で一杯です。

今回は現役生は無理でしたが、何人かの卒業生とヤマハのオーケストラの有志が参加して下さったので、全曲はとうてい無理でしたが、終曲のオーケストレーションに取り組みました。

また素晴らしいソリストメンバーも声を上げて下さったので、扉のテーマも作らせて頂きました。

その他に最初から参加された小鼓音さんのお弟子さんのアイザックの皆様。特に終始小鼓音さんの下で様々な管理を行って下さった岩瀬さん(キューピーちゃん)。

連日、演技やファウスト、コールユーブンゲンの練習に参加して下さったOBの方々、唯一の現役生の若葉ちゃん、ピアニストの伊藤さん、同期の柴沼さん、豊田さん、坪井さん(本番強いね)。 最後には素晴らしいエールをくださった渡辺さん、そしていつもファイト満々でサポートして下さった陽子ちゃん。 いつもしっかりと技術で支えてくれるちあきさん。 並木さんをはじめとするスタッフの皆様。

そして、何が来てもしっかりと全体を支えて下さった加藤さん、小鼓音さん、須藤さん。 関わって下さったすべての方々に、心から感謝です。

これだけの力が結集して生まれた作品は、平沼高校を起点として、世界中の人々に平和への願いとして広まってほしいと願ってやみません。

本当に有難うございました。

 

二宮 玲子(75期)〈作曲家〉

2026年03月17日